
しのばずいけまち研究会
SINCE 2021-
ABOUT
しのばずいけまち研究会では、豊かな街路文化を有する上野を舞台に、池とまちの接点からウォーカブル都市を構想しています。
2021年度から「不忍池ととともに生きるまちづくり」をテーマに、地元のみなさまと東京大学大学院都市デザイン研究室、その他まちづくりを志す有志で合同での研究会を立ち上げました。不忍池南側を走る広幅員道路・不忍通りを「クルマからヒトへ」の視点からリデザインできないかと考え、有志での調査・ビジョンづくりをはじめています。
研究会の名前は地元の方々のアイデアで「しのばずいけまち研究会」に決まりました。
CONCEPT
2021年度の研究会で活動内容・ディスカッション内容をまとめた『しのばずいけまち研究会コンセプトブック2021』がこの度完成しました。そのPDFを公開します。冊子をご希望の方ならびに研究会にご関心のある方は、shinobazu-ikemachi[at]ud.t.u-tokyo.ac.jpまでご連絡ください([at]を@に置き換えてください)。
1st EVENT (finished)
ウォーカブルな不忍通りに向けたファーストステップとして、不忍池のほとり(上野公園内)と、不忍通りの路上(車道を一部含む)を一体的に活用したイベントを開催してみることにしました。不忍池の南側の公園内・植栽帯・道路上にまたがって、「ブックカフェ屋台」を設置。本・雑貨・飲食を提供し、池のほとりでゆったりと過ごせる滞留空間を創出します。
開催日は、2023/10/28-29に決定。2日間限定で、不忍通りの公園側車道を一車線規制しますので、池のほとりの歩行者空間が大幅に拡張します。いままでと少し違う、池とまちの関係性を味わいに、ぜひともお越しください。
おかげさまをもちまして大盛況のうちに終了いたしました。ご来場くださった皆様、ありがとうございました。
2nd EVENT
ウォーカブルな不忍通りに向けたセカンドステップは、公式な「社会実験」を実施いたします。東京都と警察の許可を得て、不忍通り歩道の余地となっている一角に、仮設の店舗と展示・滞留スペースを設置できることになりました。2020年に創設されたばかりの新制度「歩行者利便増進道路(通称:ほこみち)」の指定を目指した取り組みとなります。
今回は、不忍通りの歩道上にある通称「三角広場」に着目。池のほとりの本のみちシリーズ第2弾として、6日間限定で日替りブックカフェを開催します。地元では、将来的にはこの広場が、日常的に賑わいや文化情報発信の拠点になっていってほしいと考えています。
オープン日は、2023/11/25(土)、26(日)、27(月)、12/2(土)、3(日)、4(月)の11:00〜17:00です。不忍池のほとりで、20坪程度のこの場所から、文化の香りを届けていきます。魅力あるパークサイド空間の実現に向けた、小さくて大きな第一歩を、ぜひ応援しにお越しください。