NAKACHO-DORI
"HOKOMICHI"
TERRACE
仲町通りにおける
「ほこみち制度」を活用した飲食テラス
2023.12.25 >>>
不忍池に一番近い飲食店街でゆったりテラス飲み!
不忍池に一番近い食のまち。それが上野&湯島エリアにある「仲町通り」の界隈です。そんな仲町通りに、気持ちのいいテラス席をご用意しています。17時以降、沿道の参加店舗の店先に、椅子テーブルセットが設置されています。
この取り組みは2020年に創設された「歩行者利便増進道路制度」、通称「ほこみち制度」により公式に道路上で実施しているものです。道路管理者が特定の区間を指定して、道路の柔軟な使い方を認めるもので、仲町通りは2023年12月、都下の区道ではじめて指定を受けました。
仲町通りでは2020年に実施した「ガイトウスタンド」をきっかけに、テラス席の設置による多様な人々の目があり、安心して楽しめるストリートづくりを、行政・警察のサポートを受けながら推進してきました。ネオンの街に現れた新鮮な風景と体験を楽しみに、ぜひ足をお運びください。
■ 開催概要
日程:2023.12.25 >>> 継続中
時間:17:00-22:00(各店舗の営業時間により前後あり)
定休:各店舗の定休日による
その他:雨天時、悪天候時は設置されません。
■ アクセス
各線上野駅から徒歩6分
JR御徒町駅から徒歩4分
地下鉄上野広小路駅から徒歩2分
地下鉄湯島駅から徒歩2分
参加店舗はこちら!
今後、新たな参加店舗も追加予定。最新情報の随時チェックをお願いします。
「道路利活用社会実験」の活動成果
仲町通りでは、国交省によるコロナ下での特例措置の適用を受けて、2020年秋から道路両側1mずつの道路利活用を実験してきました。そのなかで、街灯に着脱式テーブルを取り付けて立ち飲みを楽しむ「ガイトウスタンド」などの個性的なプロジェクトが生まれ、多くの方々に楽しんでいただいてきました。
特例措置の終了後も、仲町通りの道端を、いろいろな人たちの居場所として育てていくことはできないだろうか?そんな思いで沿道の商店会関係者が中心になり、東京大学の都市デザイン研究室やまちづくりの専門家の協力を受けながら区との協議を重ねました。
・どれくらいテラス席をゆったりつくれるだろうか?
・どんなルールでテラス席を管理していけばいいだろうか?
2022年夏から2023年冬にかけて、様々なパターンで道路上にテラス席を設置し、その効果や課題を検証する取り組みを続けました(『しのばずナイトテラス2022』)。
最終的な成果については東京大学大学院都市デザイン研究室による報告書「しのばずナイトテラス 仲町通り道路利活用社会実験2022 活動報告書」にまとめられています。製本版の在庫もございますので、関心のある方はお問い合わせください。
■ 実験スケジュール
第1期:2022/7/1〜/片側1.5m幅のテラス席
第2期:2022/8/1〜/片側2.0m幅のテラス席
第3期:2022/9/1〜/片側2.0m幅+ガイトウスタンド
第4期:2022/10/1〜/両側1.5m幅のテラス席
■ 社会実験実施主体
上野二丁目仲町通り商店会
池之端仲町商店会
■ 協力主体
・東京大学都市デザイン研究室
・筑波大学社会学類 社会調査実習 II
・株式会社都市計画設計研究所
テラス席(ながおか屋前)
テラス席(シノバズブルワリーひつじあいす前)