
SHINOBAZU
HOP
PROJECT
しのばずホッププロジェクト
ひろがれ!ホップのグリーンカーテン。屋上やビル壁面などの空きスペースを有効活用。環境にやさしく、美味しくて楽しい地域内循環を目指しています。
都市内の緑環境を向上しながら地域コミュニティを回復し、さらに仲町通りの「シノバズブルワリーひつじあいす」さんと連携することで地産地消のクラフトビール『不忍エールエール』を楽しむ、上野・しのばず界隈の新しい名産をつくる取り組みです。
関連URL
日刊スポーツ|2022年9月23日
『上野の商店会と東大生が連携しホップ栽培、地ビール「不忍エールエール」に香り付け』
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202209230001104.html
My Craft Beer|2023年11月23日
東京・上野不忍産のホップを使ったクラフトビール「しのばずホップPJ」を提供開始
https://mycraftbeers.com/news/hitsujiaisu-shinobazuhoppj.html

第44回「緑の都市賞」奨励賞に選ばれました!
しのばずホッププロジェクトが公益財団法人都市緑化機構の第44回「緑の都市賞」奨励賞(緑の市民協働部門)に選ばれました!「農地ゼロ」の台東区において、コミュニティの維持が課題の上野・不忍池周辺で市民が協働し、さらに地元ブルワリー・地元企業・行政職員等の参画を得て進められている点が評価されました。
詳しくは都市緑化機構のサイトをご覧ください。

はじまったのは、2021年春。
上野・湯島をはじめ、不忍池かいわいは食文化のまち。食文化を育てるためにもと、コロナ禍のGoTo商店街事業を生かして、オリジナルビール「不忍エールエール」が誕生し、人気を博しました。でも…、ネーミングがいくら地元っぽくても、それだけじゃ本当の地ビールとは呼べない。だったら、自分たちでホップを育てて、地元にマイクロブルワリーができたら、本当のしのばず界隈オリジナル地ビールがつくれるじゃない!そんな思いから立ち上がったのが、「しのばずホップ」プロジェクトです。
不忍池を望む、特別な屋上から。
池之端仲町商店会・上野2丁目仲町通り商店会・東京大学大学院都市デザイン研究室等が連携して、ビルの空きスペースを活用したホップ栽培、通称『しのばずホッププロジェクト』がスタートしました。初年度は、不忍池に面したとあるビルのオーナー様にご協力頂き、屋上で栽培を開始。わずか100g程ですが収穫できました。

不忍池・辯天堂の見える屋上を商店街でお借りして、しのばずホッププロジェクトはスタートしました。

収穫は9月ごろ!地元の皆さんで3回くらいに分けて集まって、収穫祭を催します。

ホップのカーテン!ツル性で5〜10mくらいまで育つことも!

東大生たちと一緒に春の「株分け」。前年度大きくなった根っこ部分を切り分けて増やすことができます

これが「毬花(まりはな・きゅうか)」。ビールの苦味&香りの成分を含んでいます!

街でホップを育て、商店街でビールを醸し、池のほとりでビアフェスを!
秋に収穫したホップは、すぐさま地元のマイクロブルワリー「シノバズブルワリーひつじあいす」へ持ち込みます。しのばずホッププロジェクト発足とほぼ同時に、和食バルからブリューパブへの業態転換を決断され、2021年冬にオープンした地元超密着型のお店です。ホップ栽培に参加した学生たちは特別に、ビールの仕込みにも参加させていただきました。そして2023年秋には、ついに初めて地元産ホップ100%のビールが完成!「生ホップ」を投入したからこその、フルーティーさと、華やかさ。3年掛かりの本物の地ビールは、感動の味わいでした。

摘み取って24時間以内にタ ンクへ!新鮮アロマホップで香り高い『不忍エールエール』が醸されます
